■よしおか和 写真集

  Route66 置き去りにされた風景

   
   

シカゴからL.A.までを繋ぐ、オールド・ハイウェイ沿いに幾度となく旅を繰り返し、よしおか和が幼い頃から、TVや映画のシーンを通して、憧れ、恋焦がれた古き良きアメリカを具現化したイメージを切り取って綴った作品集です。
オールカラー128ページ A-4変形版 ¥4,800(税別)

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    ⬇︎この写真集にフォトグラファー 佐藤 晶子氏より寄せられた感想文    
         
    <よしおか和は、デリカシーのないロマンチストだ!>

よしおか和という人は、我々写真家仲間の間では、豪快で、みみっちぃ事を嫌い、小さな事は気にしない、良く言えばスケールのデカい人で通っている。
(そう、ある意味アメリカみたいに気持ちも身体もデカい)
ただし、これは良く言えばの話である。

かれこれ20年ほど前の話になるが、私が初めて一眼レフのデジカメを購入した時の事だ。やっと手に入れた大切なカメラのイメージセンサー部分に小さなゴミが付着してしまい、ブロアーでも取れずに四苦八苦していると、
"どれ、貸してみろ"と私のカメラを取り、"そんなもんはこうして取るんだよ!"と、人間で言えば網膜にあたる、いわばデジカメの命とも言えるイメージセンサー部分を、何の躊躇もなく、なんと自分の親指で拭ってのけたのがこの人だ!

目の前で起こった現実をすぐに受け止めきれなかった私は、ただ茫然とその場に立ち尽くした。親の仇を見るような目付きでよしおか和を睨み倒したのは言うまでもない。

そんなデリカシーゼロのよしおか和が写真集を出すと言うのだ。
でも私は知っていた。その写真集は何度も目を通したくなる物になる事を!
何故ならば、"よしおか和"という人間がそうであるからだ。
インセンシティブではあるが、会うと妙なパワーを人々に与え、そしてパッといなくなる。だから皆がまた直ぐに会いたくなる。不思議な人なのだ。

写真集は私のイメージセンサーを親指で拭った同じ人間が作ったとは思えない、繊細さと優しさに溢れていた。
よしおか和はルート66に永遠の恋をしている。
初めて見るアリゾナのピンクの夕焼けに驚き、イリノイのモーテルに魅せられ、行く先々でまるで昔見た映画がそのまま現実となって目の前に現れ出る瞬間、よしおか和がどんなにワクワクしてファインダーを覗き、シャッターを切りまくったかは想像に容易い。

この写真集はよしおか和の感情がストレートに見る側に伝わってくる。そういう写真集って実はなかなかありそうで無いように思う。
写真そのものに加え、飾り気のない生きた文章も相乗効果となっている。
ルート66に於いては、よしおか和はまるで恋する少年のように初々しい。
私にはこの写真集が少年の夢が詰まった宝箱のように見えてしまう。

こうして写真集を閉じた私は、“よしおか和”の世界がすぐに恋しくなり、また写真集を開いてしまうのだった。

                         

フォトグラファー
佐藤晶子(Akiko Sato.)